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外来 ラミーカミキリ

ラミーカミキリの可愛さに悶絶して欲しい(福岡県)

カミキリムシの一部は庭木に卵を産み付け、その後孵化した幼虫が樹木の幹を食い進み、遂にはその樹木を枯らしてしまうケースもあるという。しかしながら、自然下においては彼らの役割は重要。800種ほど確認されている日本のカミキリムシの仲間。生きた樹木に卵を産み付ける種類はその内の極わずかで、その僅かな種も弱った樹木や老木を中心に産卵を行うそうだ。

ワタカを釣って食べる。国内外来種ワタカ千葉県印旛沼で釣れたワタカ。

ワタカを釣って食べてみた。(福岡県)

今回の主役であるワタカ、見た目は少し地味。釣ったときの引き味も地味。とあまり脚光を浴びるような魚ではない。しかしながら、このワタカ元々は琵琶湖・淀川水系のみで生息しているとされていたが、琵琶湖の稚鮎と一緒に日本各地に放流され、そして地方によっては国内外来種として個体数を伸ばしている。その逞しさに敬意をもってスポットライトを浴びて頂く事にしようではないか。

利根川 アオウオ釣り ユーロカープ

ユーロカープ世界チャンピオンとアオウオを追う。

ガボールはハンガリー在住のプロアングラー兼釣り具メーカの社長。鯉釣りの世界大会を3度制した超有名人だというが、ブレコ読者の皆さんと同じくテレビや雑誌、最近流行りのYouTubeやSNSを見ない僕にはピンとこない肩書だ。友人としてガボールを紹介するなら、巨大魚釣りが好きな行動派アングラーという表現の方がシックリとくる。つまり、彼も世界を旅する怪魚ハンターだ。

外来種インドクジャクを捕まえて食べる。(沖縄県・石垣島)

外来種インドクジャクを捕まえて食べる。(沖縄県・石垣島)

石垣島近郊の小さな島・小浜島。1979年に観光の目玉にするために小浜島のリゾートホテルがインドクジャクを島内に放し飼いにしたのが悲劇の始まり。凄まじい勢いで繁殖し、島内のインドクジャクは500羽に迫る勢いで増え続けた。流石に駆除・捕獲活動が開始され、捕獲された一部は石垣島等、他の島々の学校などへ寄贈されることとなった。

フェモラータオオモモブトハムシの幼虫を食べてみた(愛知県)

フェモラータオオモモブトハムシの幼虫を食べてみた(愛知県)

現在日本国内に生息する外来生物は2000種を超えていると言われており、同時に日本国内の生物も海外に渡って大繁殖しているケースも見受けられる。池の水を少々抜いたくらいでは、もう取り返しのつかない状況となっており、外来種が侵入したエリアでは国内在来種への影響が危惧されている。今回は、日本の近畿・中部に生息地を凄まじい勢いで広げている、外来甲虫フェモラータオオモモブトハムシにフォーカスをあてる。