アブラボテ タナゴ界の名脇役を語る『後編』(福岡県) 2023年5月26日色んな恋の形があるように色んな婚姻色がある。春タナゴの達の婚姻色も夏が過ぎると色褪せてしまう様に人間様の恋や愛もいつしか終わりが来るものであり、儚さゆえに悲しく、そして美しい。そんな事を考えながら新芽で敷き詰められた鮮やかな緑色の絨毯に腰をおろし延べ竿を振る。本日はタナゴ界の名脇役後編、アブラボテを紹介するとしよう。 Fielder 鍋田陽二 タナゴ 国内釣行 婚姻色 小物釣り 淡水魚
偉大なる人食いナマズ『ジャウー』を求めて 2023年5月16日ジャウーと聞いて魚の姿が想像できる方は相当な魚マニアだろう。ジャウーは最大で1.8~2m程度まで成長するナマズの仲間であり、南米大陸では超大型ナマズの部類に入る。体色は黄土色で、体形はレッドテールキャットフィッシュに似た印象を受ける。 Fielder 山根央之 ナマズ 怪魚 海外釣行 淡水魚
ピーコックバス・トゥクナレ・アスーを追う『後編』 (ブラジル・ネグロ川) 2023年5月9日ネグロ川に巨大アスーを求め遥々旅した我々8人。私以外は次々と大型のトゥクナレ・アスーを手にしていった。酒に酔ったしげるが毎晩私の安眠を妨げ、お陰で毎日睡眠不足。残りの釣行時間を考えると焦りの中、遂に私の毛根も限界を迎え、最近ますます少なくなった髪の毛はネグロ川に吹く風と共に飛び立とうとさえしていた。 Fielder 鍋田陽二 怪魚 海外釣行 淡水魚 獲って食べる
ピーコックバス・トゥクナレ・アスーを追う『前編』 (ブラジル・ネグロ川) 2023年5月5日ブラジルの広大なジャングルから流れ出たミネラル・タンニンは、黒い水となりネグロ川に流れ込み、本流アマゾン川と合流し大海に注がれる。その豊かなジャングルと素晴らしき水系には、多くの生物と魚類が息づいている。今回のメインターゲットは、ネグロ水系に生息するピーコックバスの最大種、トゥクナレ・アスーである。 Fielder 鍋田陽二 怪魚 海外釣行 淡水魚 獲って食べる
ユーロカープ世界チャンピオンとアオウオを追う。 2023年5月2日ガボールはハンガリー在住のプロアングラー兼釣り具メーカの社長。鯉釣りの世界大会を3度制した超有名人だというが、ブレコ読者の皆さんと同じくテレビや雑誌、最近流行りのYouTubeやSNSを見ない僕にはピンとこない肩書だ。友人としてガボールを紹介するなら、巨大魚釣りが好きな行動派アングラーという表現の方がシックリとくる。つまり、彼も世界を旅する怪魚ハンターだ。 Fielder 山根央之 国内釣行 外来種 怪魚 淡水魚
ヤリタナゴ ・タナゴ界の名脇役を語る『前編』(福岡県) 2023年4月25日 満開に咲いた桜の花びらがひらひらと春空に舞う。花散る若干の寂しさと生き物達が動き出す本格的な春の訪れに喜びを感じる4月上旬。タナゴ界の名脇役ともいえるヤリタナゴに逢いに近所の水路へ出掛けることにした。果たして、美しい婚姻色BREEDING COLOR に逢うことはできるだろうか。 Fielder 鍋田陽二 タナゴ 国内釣行 婚姻色 小物釣り 淡水魚
銀毛オショロコマを求めて北海道へ(イワナの世界へようこそ Vol. 5) 2023年4月21日性別や時期によって様相を変える魚がいる。因みにこのブログのタイトルである“ブレコ”とは、繁殖期にだけ現れる婚姻色を意味する“ブリーディングカラー”を略した造語だ。 Fielder 山根央之 イワナ 北海道 淡水魚
千年前にワープ。ピラルクが棲む三日月湖を旅する 2023年4月11日ピラルクという魚を生き物好きな人なら知らない人なんていないだろう。世界最大級の淡水魚であり、1億年前からその容姿を変えない古代魚である。僕がピラルクと初めて対峙したのは、シンガポール・ウビン島の池で飼育されていたピラルクだった。 Fielder 山根央之 怪魚 海外釣行 淡水魚 生きた化石