想定外のイワナと出会えた源流2泊3日の山籠もり(イワナの世界へようこそvol.10) 2023年10月6日実は、このメンバーでの撮影は今年2度目。1度目のロケは、僕の希望により情報が乏しい川を撮影地に選んだために散々たる結果となってしまった。恥ずかしくて書きたくないが、ブレコ読者の方は口が堅いと思うので手短に説明しよう。 Fielder 山根央之 イワナ 淡水魚
北の大地を釣り歩く・屈斜路湖・ヒメマス婚姻色と 阿寒湖・金色のアメマス(北海道) 2023年9月12日ゆっくりと対岸の山から姿をみせた朝日が水面から湧き出る霧を照らす。幻想的で美しい湖。その岸際の水面には薄っすらと赤く染まりつつある魚達が姿をみせてくれる。ヒメマスたちが産卵のために湖岸の砂地に集まっていた。 Fielder 鍋田陽二 イワナ トラウト 北海道 国内釣行
北アルプス黒部川で日本最高所に泳ぐ魚を探す(イワナの世界へようこそVol.9) 2023年9月8日 “日本最高所”と“イワナ”という検索ワードで探すと、いとも簡単に『北アルプス/黒部川源頭』という答えが出てくる。すこし捻くれた心で黒部以外はどうなのだろうと、南アルプスも含めて色々と調べてみるが、ネット上に確固たる情報はない。もちろん地図上では、もしかしたら……、黒部源頭よりも高い場所までイワナがいるのでは。そんな期待をくれる沢もあるが、今回はストレートに黒部川源頭部を目指すことにした。 Fielder 山根央之 イワナ 国内釣行 淡水魚
諏訪湖流入河川の縄文アマゴとヤマトイワナを求めて(イワナの世界へようこそ Vol.8) 2023年8月4日どんな世界にも境界線ってあるよな。境界線といえば、三苫の1ミリに世界中が沸いたことが記憶に新しい。ブラジルからガイアナへ入国した途端に言語や街の雰囲気が一変したのも然り。学校で隣のクラスに入り辛かったあの感覚も、きっとある種の境界線だ。今回はイワナの境界線を越えてみた話しをしたい。 Fielder 山根央之 イワナ 淡水魚
ゴギを釣る・『渡る瀬間はゴギばかり』(島根県) 2023年7月18日 初めてイワナの仲間である美しいゴギを手にしたのは2018年4月。錆色の魚体に美しく入る白と山吹色の斑紋。そして腹鰭・尻鰭入る白線。まさにその姿は山陰の宝石であった。それから再びその美しい姿を拝もうと足繁く山陰に通い続ける事はや5年。今年も解禁日から遅れる事3か月で再び山陰奥地の渓流に足を運ぶこととなった。 Fielder 鍋田陽二 イワナ 国内釣行 淡水魚
亡霊イワナに取りつかれかけた話し(イワナの世界へようこそ Vol.7) 2023年7月11日いつものように友人からイワナのスクショが送られてきた。そう、毎度恒例のやつ。難解で見つけるのが難しい特殊イワナの写真だ。一見するとスポットレスやノンスポと呼ばれそうなヤマトイワナ。画像を拡大してみると薄っすらと白斑や朱点が見える。何とも野箆坊(のっぺらぼう)なイワナというのが第一印象だった。 Fielder 山根央之 イワナ 国内釣行 淡水魚
相模川に棲む白斑の無いイワナを求めて(イワナの世界へようこそ Vol.6) 2023年6月9日 相模川に棲むヤマトイワナにしか見えないニッコウイワナ。この春、相模川の畔に棲む僕にとって、ちょっと嬉しいことがあった。18cmを超える巨大なオイカワが釣れることくらいしか、この川の魅力に気づけていなかった僕に、1つ目標ができたのだ。今回は敢えて宿題を残した春の相模川の話しをしたいと思う。 Fielder 山根央之 イワナ 国内釣行 淡水魚
銀毛オショロコマを求めて北海道へ(イワナの世界へようこそ Vol. 5) 2023年4月21日性別や時期によって様相を変える魚がいる。因みにこのブログのタイトルである“ブレコ”とは、繁殖期にだけ現れる婚姻色を意味する“ブリーディングカラー”を略した造語だ。 Fielder 山根央之 イワナ 北海道 淡水魚