海鳥の楽園で善知鳥に会いに行った話 2023年10月24日 北海道には善知鳥(ウトウ)という海鳥が生息しています。5月〜7月の繁殖期、子育て時期の姿は珍妙で一見の価値ありです。北海道や東北の離島で細々と繁殖している鳥ですが、海鳥の楽園である天売島ではおよそ80万〜100万羽が生息すると言われています。さほど大きくない島ですが、これは世界最大の生息地です。 Fielder 斉藤大介 バードウォッチング 北海道 生き物観察
タイドプールの妖精ミスガイの魅力 2023年9月5日タイドプールには小さな魚や甲殻類、ウニ類、ヒトデ類、ナマコ類など様々ないきものが観察できる、生き物好きにとっては堪らないお祭り会場です。網を使った採集はもちろん、延べ竿で釣りをしても様々な小魚を釣ることができます。 Fielder ヂルチ ガサガサ 海釣り 生き物観察 貝類
ゴミ溜まりの岸壁採集でマツダイを探す (大阪府) 2023年8月18日用意するものは持ち手が長く軽いタモ網とバッカンのみ。夏から秋にかけて台風が頻繁に襲来する時期、今回はそんな季節限定で楽しめる岸壁採集、珍魚すくいをご紹介します。場所は大阪湾の湾奥の岸壁、流されてきたゴミが溜まる最終地点。海の色は淀んだチョコレート色、そこに浮かぶ様々なゴミ…そんなゴミを住処として、一緒に流れ着く小魚たちがいます。 Fielder ヂルチ ガサガサ 生き物観察
ラミーカミキリの可愛さに悶絶して欲しい(福岡県) 2023年8月1日カミキリムシの一部は庭木に卵を産み付け、その後孵化した幼虫が樹木の幹を食い進み、遂にはその樹木を枯らしてしまうケースもあるという。しかしながら、自然下においては彼らの役割は重要。800種ほど確認されている日本のカミキリムシの仲間。生きた樹木に卵を産み付ける種類はその内の極わずかで、その僅かな種も弱った樹木や老木を中心に産卵を行うそうだ。 Fielder 鍋田陽二 外来種 昆虫 植物 生き物観察
生きた化石・カブトエビを食べてみた (福岡県) 2023年7月25日そして、今回は去年もご紹介させていただいた生きた化石カブトエビについてのお話だ。昨年は宮城県・茨木県・山口県の三県に渡り3種のカブトエビをご紹介させていただいた。しかしながら、なんと福岡の新居近くの田圃に彼らは湧いているではないか。 Fielder 鍋田陽二 獲って食べる 生きた化石 生き物観察 甲殻類
オオサンショウウオに逢いに行こう(島根県) 2023年7月14日無尾目(カエル)・無足目そしてイモリやサンショウウオの仲間で構成される有尾目。この三目から構成される両生類。爬虫類も含めたその歴史は非常に古く約3億5000年前古生代デボン紀にイクチオステガが陸に上がった事から始まる。今回その両生類の中でも最大の大きさを誇る有尾目オオサンショウウオをご紹介させていただく。 Fielder 鍋田陽二 両生爬虫類 両生類 生きた化石 生き物観察
香川の地名を冠したヤモリ、タワヤモリを探す。 2023年7月4日タワヤモリの名前の由来は、タイプ産地である香川県多和村(現在はさぬき市)です。海岸周辺や丘陵地など、乾燥した岩場を好んで生息しています。関西在住の私でもアクセスしやすく、名前の由来となっているとなれば、ぜひ香川でタワヤモリを捕獲したい! Fielder ヂルチ 両生爬虫類 生き物観察
グラスフロッグに逢いに行った。 カエルの世界にようこそVol.6(中米・コスタリカ) 2023年6月27日 コスタリカのジャングル。夕闇が訪れるとともに大粒の雨が降り注ぎ、美しい草木と生命の息吹に潤いを与える。この美しくも厳しいジャングルで生き抜く為、毒を持つもの、走る事や木に登ることに長けたもの、そして保護色を駆使するもの、様々に進化を遂げた生き物達。今回は身体を透かすことに進化したグラスフロッグ達の世界をお届けする。 Fielder 鍋田陽二 両生爬虫類 両生類 海外遠征 生き物観察