奄美大島のクワガタに逢いに行く。樹液酒場で逢いましょう(奄美大島) 2023年6月13日約170万年前ユーラシア大陸の一部であった奄美大島は地殻変動により大海原へと切り離される。元々大陸に生息していた生き物達はこの島と共に黒潮の影響を受けた温暖な気候の中で長い年月を生き続け、この島特有の生体系を作り上げる事となる。この島は固有種・絶滅危惧種の宝庫であり、この島に住む昆虫たちも例外ではない。今回はこの島に住むクワガタをご紹介していきたい。 Fielder 鍋田陽二 固有種 国内離島遠征 昆虫 生き物観察
コスタリカのツリーフロッグ アカメアマガエルを求めジャングルを行く。カエルの世界にようこそVol.5 (中米コスタリカ) 2023年6月6日Hylidaeというツリーフロッグのグループは、全世界に950種を超える大所帯だ。コスタリカにおいても最も大きなグループとなるが、大きさや体色には様々である。四肢の指先に大きな吸盤、指の間に水掻きがあることで、他のグループと容易に区別することができる。産卵は水辺に突き出した樹木や葉等に行い、一定期間後、落水、孵化し、そしてオタマジャクシとなる。 Fielder 鍋田陽二 両生爬虫類 両生類 海外遠征 生き物観察
天然記念物クロイワトカゲモドキを夜のやんばるで探す 2023年4月7日トカゲモドキは名前にトカゲとついていますが、ヤモリの仲間です。トカゲとヤモリの違いは、まぶたがあるかないか、壁を登るか登らないか、などがあります。まぶたがあるのがトカゲ、ないのがヤモリです。トカゲモドキはヤモリですがまぶたもあるし、ヤモリのように壁に引っ付いて登ることもできません。 Fielder ヂルチ 両生爬虫類 国内離島遠征 生き物観察
世界最強ヘラクレスオオカブトとエレファスゾウカブトムシを探せ!世界最大と最重量のカブトムシ(中米コスタリカ) 2023年3月31日コスタリカは世界三大美女の国とも呼ばれている。街頭の美女探しに微かに後ろ髪をひかれたが、美女探しは早々に切り上げた。倒木に産卵する為に集まる、世界最大のカブトムシ・ヘラクレスオオカブトを探す為、グアピレスノという街へ向かった。 Fielder 鍋田陽二 昆虫 海外遠征 生き物観察
アイフィンガーガエルに逢いに行こう。石垣島全10種のカエル。カエルの世界にようこそVol. 4 (沖縄県・石垣島) 2023年3月21日石垣島の気温は12月末においても日中は20度以上、夜間でも17度ほど。あとは暖かい雨が降ってさえすれば両生類・爬虫類達の活性も爆上がり。続々と林道にさえ姿を魅せ始める。今回は石垣島に棲む10種のカエルと爬虫類などをご紹介させていただく。中でも注目は子育てを行う唯一の国内種。石垣島と西表島にのみで観ることができる固有種アイフィンガーガエルだ。 Fielder 鍋田陽二 両生爬虫類 両生類 国内離島遠征 生き物観察
熱帯雨林の宝石・ヤドクガエルを探せ。 カエルの世界へようこそVol3 (中米コスタリカ) 2023年3月17日 虫の声、雨の音、そして鬱蒼と生い茂る樹木が風に揺られる音、さまざまな生命の音が重なり合い、ジャングルに響き渡っている。 コスタリカ最初の目的は、熱帯雨林の宝石と称されるヤドクガエルである。 Fielder 鍋田陽二 両生爬虫類 両生類 海外遠征 生き物観察
最強陸生甲殻類・ヤシガニを探す(沖縄県・石垣島) 2023年3月14日石垣島の海岸線。辺りはすっかり暗くなり、足元には無数のオカヤドカリが這いまわる。ガサガサと言うヤドカリの音が、波の音と共に鳴りやまない。オカヤドカリ達を踏まないように歩みを進め、陸にみえる琉球石灰岩の周囲にライトをあて、最強の陸生甲殻類ヤシガニを探した。 Fielder 鍋田陽二 国内離島遠征 生き物観察 甲殻類
アマミイシカワガエルに逢いに行こう。 カエルの世界へようこそVol 2 (奄美大島) 2023年1月24日年間3000㎜程の雨が降り、熱帯雨林が生茂る奄美大島。その雨は多くの生物にも恩恵を与え、素晴らしい生態系を作りあげている。カエルの世界へようこそVol.1でご紹介した、両生類の水への依存性の通り、日本のカエルの半数以上が、奄美大島以南の高温多湿の島々に生息しています。今回はその奄美大島に生息する、日本一美しいと言われるアマミイシカワガエルを中心にご紹介したいと思う。 Fielder 鍋田陽二 両生爬虫類 両生類 国内離島遠征 生き物観察