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酷寒の大地ロシアに巨大タイメンを追う『後編』(ロシア)

酷寒の大地ロシアに巨大タイメンを追う『後編』(ロシア)

テント内は降り続いた雨で結露しており、壁面が濡れている。明け方近くになると一層気温が落ち、寝袋に入っていても背筋が凍るほどで身体が震えた。また、一晩中鳴り響くマサのイビキで眠りが浅く、僕は4時には目を覚ましテントから這い出た。熱い紅茶で身体を温めながら空を見上げると、昨日まで空を厚く覆っていた雲は薄くなり、僅かではあるが日が差そうとしていた。

酷寒の大地ロシアに巨大タイメンを追う『前編』 (ロシア)

酷寒の大地ロシアに巨大タイメンを追う『前編』 (ロシア)

2018年6月ロシアの僻地で130㎝はあろうかという巨大なタイメンを足元まで引き寄せるにも痛恨のフックオフ。膝から崩れ落ちた。その時の釣行では数は出たものの満足いくような大きな個体を獲ることはできなかった。特に私と藤田元樹氏(以下ゲンキマン)は大きな個体をバラしており、今回のリベンジ釣行にかける思いは人一倍。

北の大地を釣り歩く・屈斜路湖・ヒメマス婚姻色と 阿寒湖・金色のアメマス(北海道)

北の大地を釣り歩く・屈斜路湖・ヒメマス婚姻色と 阿寒湖・金色のアメマス(北海道)

ゆっくりと対岸の山から姿をみせた朝日が水面から湧き出る霧を照らす。幻想的で美しい湖。その岸際の水面には薄っすらと赤く染まりつつある魚達が姿をみせてくれる。ヒメマスたちが産卵のために湖岸の砂地に集まっていた。

カラフトマスを釣って食べるー北の大地の育んだ命

カラフトマスを釣って食べるー北の大地の育んだ命

カラフトマスは、サケ科サケ属の一種。サケ属の仲間の中では、比較的小型の種とされているが、それでも80㎝程にまで成長する。他のサケ属と見分けるには、背面や尾鰭などに黒い斑点を確認すれば容易い。産卵時期に河口周辺に集まってくるが、河川や時期により釣りに関して規制がかかっている場合があるのでご注意いただきたい。

フラワートーマンを釣って食べる (インドネシア・カリマンタン島)

フラワートーマンを釣って食べる (インドネシア・カリマンタン島)

カリマンタン島に行けばいとも簡単に釣れる。しかも今回のターゲットは生息地での個体数も多いフラワートーマンだ。爆釣しか想像していなかった。まさかここまで苦戦を強いられるとは、その時は思いもしなかった。

ホビット族の原型・フローレス原人の痕跡を追う (インドネシア・フローレス島)

ホビット族の原型・フローレス原人の痕跡を追う (インドネシア・フローレス島)

私は世界の不思議が好きだ。それは古代生物から始まりUMA(未確認生物)・もののけの類に至るまで、そんな私が以前、フローレス島を経由してコモド島に渡った時に耳にした、ホビット伝説。異常な興味をかきたてられ、その時から私は、ネットや書物を読みあさっていた。

富士山麓に眠る人魚の謎を追った。(静岡県富士市)

富士山麓に眠る人魚の謎を追った。(静岡県富士市)

男であれば誰しも憧れる人魚の美貌。美しい顔、素晴らしいプロポーション、そして魅惑の貝殻でできた乳バンド。何を隠そう。私もそのうちの一人であった。そんな私のもとに耳寄りな情報が入った。富士山のふもとに日本最古と言われている人魚のミイラが祀られているというのだ。早速、ミイラに逢えるという富士山麓の天照教本社へ連絡をとった。

ウツボカズラ 山岳民族 カリマンタン島

食虫植物ウツボカズラで山岳民族の弁当を作ったら…. (インドネシア・カリマンタン島)

ジャングルに入れば世界最大の寄生植物ラフレシアや高価な蘭の仲間、食虫植物なんかも運が良ければ観察することができるぞ。さて、今回の冒険談はこの豊かな大自然の中で食虫植物の仲間ウツボカズラを採取し、山岳民族が愛してやまないというウツボカズラ御飯を作ってみたというお話だ。