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カラフトマスを釣って食べるー北の大地の育んだ命

カラフトマスを釣って食べるー北の大地の育んだ命

カラフトマスは、サケ科サケ属の一種。サケ属の仲間の中では、比較的小型の種とされているが、それでも80㎝程にまで成長する。他のサケ属と見分けるには、背面や尾鰭などに黒い斑点を確認すれば容易い。産卵時期に河口周辺に集まってくるが、河川や時期により釣りに関して規制がかかっている場合があるのでご注意いただきたい。

フラワートーマンを釣って食べる (インドネシア・カリマンタン島)

フラワートーマンを釣って食べる (インドネシア・カリマンタン島)

カリマンタン島に行けばいとも簡単に釣れる。しかも今回のターゲットは生息地での個体数も多いフラワートーマンだ。爆釣しか想像していなかった。まさかここまで苦戦を強いられるとは、その時は思いもしなかった。

ウツボカズラ 山岳民族 カリマンタン島

食虫植物ウツボカズラで山岳民族の弁当を作ったら…. (インドネシア・カリマンタン島)

ジャングルに入れば世界最大の寄生植物ラフレシアや高価な蘭の仲間、食虫植物なんかも運が良ければ観察することができるぞ。さて、今回の冒険談はこの豊かな大自然の中で食虫植物の仲間ウツボカズラを採取し、山岳民族が愛してやまないというウツボカズラ御飯を作ってみたというお話だ。

生きた化石・カブトエビを食べてみた (福岡県)

生きた化石・カブトエビを食べてみた (福岡県)

そして、今回は去年もご紹介させていただいた生きた化石カブトエビについてのお話だ。昨年は宮城県・茨木県・山口県の三県に渡り3種のカブトエビをご紹介させていただいた。しかしながら、なんと福岡の新居近くの田圃に彼らは湧いているではないか。

ワタカを釣って食べる。国内外来種ワタカ千葉県印旛沼で釣れたワタカ。

ワタカを釣って食べてみた。(福岡県)

今回の主役であるワタカ、見た目は少し地味。釣ったときの引き味も地味。とあまり脚光を浴びるような魚ではない。しかしながら、このワタカ元々は琵琶湖・淀川水系のみで生息しているとされていたが、琵琶湖の稚鮎と一緒に日本各地に放流され、そして地方によっては国内外来種として個体数を伸ばしている。その逞しさに敬意をもってスポットライトを浴びて頂く事にしようではないか。