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オロロン島 善知鳥 海鳥  ウトウ

海鳥の楽園で善知鳥に会いに行った話

北海道には善知鳥(ウトウ)という海鳥が生息しています。5月〜7月の繁殖期、子育て時期の姿は珍妙で一見の価値ありです。北海道や東北の離島で細々と繁殖している鳥ですが、海鳥の楽園である天売島ではおよそ80万〜100万羽が生息すると言われています。さほど大きくない島ですが、これは世界最大の生息地です。

外来種インドクジャクを捕まえて食べる。(沖縄県・石垣島)

外来種インドクジャクを捕まえて食べる。(沖縄県・石垣島)

石垣島近郊の小さな島・小浜島。1979年に観光の目玉にするために小浜島のリゾートホテルがインドクジャクを島内に放し飼いにしたのが悲劇の始まり。凄まじい勢いで繁殖し、島内のインドクジャクは500羽に迫る勢いで増え続けた。流石に駆除・捕獲活動が開始され、捕獲された一部は石垣島等、他の島々の学校などへ寄贈されることとなった。

朱鷺に時にはトキめいて(新潟県・佐渡島)

朱鷺に時にはトキめいて(新潟県・佐渡島)

新潟県の佐渡島。朱鷺の最後の生息地となった島である。1981年に日本の朱鷺は人工飼育の為、最後の5羽が捕獲され自然下から姿を消す。そして遂に、2003年に最後の日本原産の朱鷺が死亡したことにより、完全に絶滅することとなる。元々本州にも数多く生息していた朱鷺だが、美しい羽を目的とした乱獲、環境の変化などが主たる原因となり絶滅に至った。

コウノトリに逢いに行こう ( 千葉県・野田市)

コウノトリに逢いに行こう ( 千葉県・野田市)

全長は1m程度。翼を広げると2mの大型の鳥類。体重は5㎏程度なので大きくて細い鳥の印象。魚類・カエルや昆虫を主食とする肉食で大きな身体を維持するため一日に500㎏以上の餌を食べるという。また、成長したコウノトリは鳴くことがない。くちばしをカスタネットの様にたたき合わせることによってカタカタという音をだすクラッタリング行為を行い縄張りを主張し威嚇行為を行う。

珍魚あぶらぎっちょを追う。(新潟県佐渡島)

珍魚あぶらぎっちょを追う。(新潟県佐渡島)

スズキ目ハゼ科ミミズハゼ属 小型種で全長4 cmほど、大型種で全長10 cmほどである。体に鱗はなく、皮膚はヌルヌルした粘液で覆われる。ミミズハゼ種群、イドミミズハゼ種群、オオミミズハゼ種群、ヤリミミズハゼ種群、ナガミミズハゼ種群の5つに大きく分けることができる。小さなゴカイやヨコエビなどを捕食する。確認されているだけで日本には、15種が分布しているが、それらの種分化についてはまだ研究が進んでいる最中で、将来的には20種類を超えるとも云われる。

アオバトは飛んでいく(神奈川県・大磯)

アオバトは飛んでいく(神奈川県・大磯)

世界には約300種。日本には6種(亜種含め13種)の鳩が生息している。寿命は長くて20年ほど、穀物や虫などを食べる雑食性で、一夫一妻で数羽の群れで行動する。一見温和で平和に見える鳩だが、実はそうでもないようで、縄張り意識が非常に強く、同種でも彼らの縄張りに入ると攻撃的に排除しようとする。彼らが平和の象徴とされたのは『ノアの箱舟』の物語に起因している様だが、実際は人間と同じ様にテリトリーをめぐって争う訳で…いささか残念である。

外来インコ大発生 ワカケホンセイインコを追う(東京・神奈川)

外来インコ大発生 ワカケホンセイインコを追う(東京・神奈川)

インド南部からスリランカにかけて生息する、オウム目インコ科の鳥。ペットとして輸入飼育されていた個体が逃げ出すなどして野生化し、問題視されている。日本においても、関東を中心に1960年頃から野生化し定着した。そして、ここ近年は爆発的に数を増やしてきている。