全旅程を終えてマナウスに戻ってきた
長かったようであっという間だった旅も残すところ18時間。
そうだ。憧れの魚が1種類釣れていない。マナウスの街中で釣れるか試してみようではないか。
季節外れの大雨によって増水したネグロ川
![マナウス ピラニア釣り レストラン ネグロ川](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/1_1c7f3429-9a23-4617-b8f1-59a5a16305d5_1024x1024.jpg?v=1679270785)
以来、まるで雨季真っ只中のような雨が連日連夜降り続き、ネグロ川はみるみるうちに増水してしまった。
ネグロ川を旅した今回の成果は、一先ず聞かずに察して欲しい。
名誉のために、旅した期間を記しておくと2023年2月だ。同じ期間にネグロ川にいた人だけが、この厳しかった状況を共感してくれるはずだ。
アマゾンの魚と言えば…
![ネグロ川 ピーコックバス 釣り](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/2_dbfff45f-ff1d-4689-9ccd-8b187d9a57e3_1024x1024.jpg?v=1679270786)
ピーコックバス、アロワナ、ピラルク…。他にもカショーロやタライロン、レッドテールキャットフィッシュやピラニア…。
とにかく沢山の個性的な魚達が思い浮かべられるだろう。
今回の旅では、それらを1種ずつ釣り上げながら進んでいく、いわばスタンプラリー的な旅路を送ったのだが、これぞピラニア!というイメージがあるピラニア・ナッテリーが最後まで釣れなかった。
ピラニアの世界観
![ネグロ川 ブラックピラニア 釣り](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/3_789d1e05-e3ce-4b22-b21d-34e45b84dfa8_1024x1024.jpg?v=1679270786)
今回の旅を通して幾種類かのピラニアと出会うことができたが、一番簡単にどこでも釣れるものだと思っていたピラニア・ナッテリーを釣り残してしまった。
もうお気づきだろう。
今回の記事は、南米最終日に都会マナウスでピラニア・ナッテリーを探すお話しだ。
マナウスのピラニア釣りといえば…
![マナウス タンバキー 魚料理 レストラン](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/4_6476146e-ffb8-4734-a8f2-415e86238137_1024x1024.jpg?v=1679270786)
話のネタにもなるし、マナウスのエコツアーなるものがどんなものか参加してみようかと少し迷ったが、やっぱり最後まで自分の脚で探して釣りたいという欲求が勝ってしまい、気が付けばgoggle mapやearthを開いていた。
世界共通の都会的な好ポイント
![マナウス 水上レストラン ピラニア釣り](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/5_4d4ed723-0dc6-42e2-8f6d-a443a9c408a6_1024x1024.jpg?v=1679270786)
![マナウス ピラニア釣り 牛肉](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/7_cb2e6e6b-ee7a-4ad1-ba8b-4eca7eb12233_1024x1024.jpg?v=1679270785)
牛肉が一瞬で無くなるぞ!
![マナウス ピラニア釣り 仕掛け 牛肉 餌](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/8_8b07d0b5-a6e8-41a6-909a-5871d45da541_1024x1024.jpg?v=1679270786)
すぐにはアタリが出ず、都会でそんな簡単には魚は釣れないか…。と思っていると、釣り針から牛肉が取られている。
これは!…ピラニアの仕業に違いない。でも、ちょっとサイズが小さそうだ。
釣り針も牛肉も小さくして、アタリが出ない釣りに四苦八苦していると、ようやく1匹ヒットした!
念願のピラニア・ナッテリーだ!
![マナウス ピラニア釣り レストラン 牛肉](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/9_b03d511b-6227-4832-be9b-aee562de77d2_1024x1024.jpg?v=1679270785)
小魚を落とさないように大事に釣り上げると、ずっと釣って見たかったピラニア・ナッテリーだ!
この先の人生、この魚に嫌というほど他の魚釣りの邪魔をされるのだろうけど(既に邪魔されてたかもしれない)、今この瞬間はとっても幸福感と達成感に満ち溢れている。
初めての1ピキってどんな魚でも嬉しいものなのだ。
レストランでピラニア釣りを楽しむ
![マナウス ピラニア釣り 水上レストラン](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/10_4bb7ded0-48d9-4d48-935a-d229a0d41e86_1024x1024.jpg?v=1679270785)
![マナウス 水上レストラン パクー](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/11_775648cc-3b0c-4cde-aeb6-564da131c44f_1024x1024.jpg?v=1679270786)
![マナウス ピラニア 水上レストラン 釣り](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/12_358e2829-e567-48d2-a9ef-fa61d2b47e63_1024x1024.jpg?v=1679270785)
パクーの唐揚げ定食をオーダーし、レストランからも釣り糸を垂らしてみる。
すると、小さなピラニア達が牛肉に群がってくるではないか。まさに、肉を削ぎとっていくピラニアのイメージのそのものだ。
数は数十匹、いや100匹以上はいる。如何せんサイズが小さくて迫力に欠けるが、見てみたかった光景が最終日に見られて大満足だった。
ピラニアの他にも
![マナウス 小物釣り 水上レストラン](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/13_9b07f9e2-b96d-4b8d-b58a-508acf324b32_1024x1024.jpg?v=1679270786)
![マナウス 小物釣り シクリッド](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/14_ba959ff4-02e1-471d-a72b-ba2ee98854da_1024x1024.jpg?v=1679270810)
どれも、僕の勉強不足で種類が分からないままだが…。知らない魚でも初めて釣れると嬉しいものだ。
![マナウス 小物釣り スケールイーター](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/15_bfc39f71-77ea-4e0d-87e6-a68e8fbdd80e_1024x1024.jpg?v=1679270786)
![マナウス 小物釣り スケールイーター](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/16_8b42577c-5c26-4227-9e31-61534cf48a3a_1024x1024.jpg?v=1679270785)
最後はネグロ川本流へ移動
![マナウス ナマズ釣り ネグロ川](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/17_30154d8f-21c6-4c4d-b384-e59f56474ea0_1024x1024.jpg?v=1679270785)
最後にナマズでも釣れないかと思い、サビキ仕掛けの針全てに牛肉やソーセージをつけ増水しきった大河にブッコんだ。
フライト時間のギリギリまでアマゾンを楽しんだ
![マナウス フェリー乗り場 ナマズ釣り](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/18_b38673e2-6652-49f9-be00-9d53d9365045_1024x1024.jpg?v=1679270785)
![マナウス フェリー乗り場 市場 ナマズ釣り](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0610/9770/5718/files/19_1678e5a2-04a7-4d89-9b63-067b2d4acd1d_1024x1024.jpg?v=1679270786)
マナウスという大きな街の中ということで、ゴミや油が浮かぶような汚い環境ではあったが、飛行機に乗るまでの時間調整という意味では充分楽しむことができた。
季節外れの長雨で、理想通りの釣果ではなかった今回の南米釣行の詳細は、写真や動画の整理がついてから、ブレコでもお伝えしていきたいのでお楽しみに待っていて欲しい。