2022年10月
コロナ~コロナ~で気がついたら、3年も海外に行ってないじゃないか!!!
今年の年末は海外釣行したい。
いや!絶対に行くと決めた私は、短期間で効率良く釣りができるタイ王国を旅行先に決めた。
いつもの釣りメンバーにタイ釣行を決めたことを告げると「僕も行きたいです」と名乗りを上げてくれた@hondasyunさん。
心強い旅の相棒ができた。
結局、飛行機代金の高騰で年末年始の釣行は諦め、12月16日から21日までの6日間に決めました。その中で釣りができるのは4日。
さて、どんな魚が待っているかワクワクします。
タイ王国へ出発
タイ釣行を決めてから2ヶ月、あっという間に出発の日。
久しぶりの成田空港が新鮮でした。
毎回フライトボード見ると、これからどんな旅が始まるかワクワクしますね。
初めて利用したエアアジア航空。格安航空券でしたが往復7万円。正直、代金は高く感じた。
タイ王国まで7時間のフライト。
なんとか無事にタイに到着。
タイのスワンナプーム国際空港は、日本に無い熱気で溢れていました。
日本円をタイバーツに両替してタクシーに乗り込む。
事前に予約していたホテルまで30分の予定が、、、あぁ~大渋滞。
タイの朝夕の渋滞は日本以上です。この日は金曜だったので渋滞もMAXでした。
相棒とは別フライトのため一足お先にタイ観光
タイの首都バンコクにある三大寺院のひとつワット・ポー寺院に閉館時間ギリギリで飛び込む。
圧倒的な存在感の涅槃像に感動し、明日からの釣行の安全と成功をお祈りしました。
入国して数時間で待ち合わせの時間。
夜中の3:00にお迎えが来ました。
これから、1泊2日でタイ南部までジャイアントスネークヘッド(現地名チャドー)を釣りに行きます。
タイナンバーワンのフィッシングガイドpomさん(@fishingpom)がホテルまでピックアップしてくれました。
もう1人、最強の助っ人@imaginaryaglerさんも合流して数時間のドライブになります。
さぁ実釣
現地に到着すると漁師さん達が既に準備万端。
はやる気持ちを抑えてボートに乗り込む。
ジャイアントスネークヘッド(チャドー)の釣り方
今回はタイ南部の田園地帯にあるクリークでジャイアントスネークヘッドをルアー釣りで狙いました。
一般的な釣り方について
①呼吸打ち→ジャイアントスネークヘッドは肺呼吸する魚です。水面で呼吸したタイミングにルアーを投げて釣る方法。
②ベビーボール打ち→子供を産むと母親は子供が少し大きくなるまで一緒に行動します。このベビーボールを見つけて近くの魚を釣ります。
③カバー打ち→マングローブや川岸のブッシュ下に隠れている魚をスキッピングで狙います。
炎天下でのジャイアントスネークヘッドの呼吸待ち。
水面に波紋が経つ。魚の潜った方向を見極めてディープクランクルアーを投げます。
漁師のお母さんの向こうに見えるのがマングローブの林です。
マングローブの根っこの奥にジャイアントスネークヘッドは潜んでいます。
キャスティングの上手なメンバー(私以外www)は、次々とナイスキャストでマングローブの奥にルアーを送り込んでいます。
pomさんも何回も同じ場所にキャストしているので何故か聞いてみました。じっとしているジャイアントスネークヘッドは何回も同じ場所にキャストすることにより、だんだんとルアーに興味を持ってキャッチに持ち込めるそうです。実際1箇所で10回もキャストしているポイントでヒットに持ち込んでいる時もありました。
私には、スキッピングのテクニックはないのでジャイアントスネークヘッドを釣るには、呼吸打ちと漁師さんが仕掛けている定置網のストラクチャー狙いに集中しました。
日本から様々なルアーも持ち込みましたが、ガイドのpomさんが作成しているバズベイトが優秀。こんな凄まじい爆音を出すバズベイトは見たことない。信じること2日間投げ続けました。
夕日が沈んで暗くなるまで粘ってみましたが、ジャイアントスネークヘッドの反応があるもののキャッチには至らず(涙)
初日を終えました。
本日の反省会は、国道沿いの屋台です。
左がラーメン屋さんで右が超甘い練乳シロップ入り炭酸ドリンク屋さん。
疲れた身体に染み渡る美味さ。タイ風ラーメンにナンプラーを日本のお酢のようにふりかけて味変。
あぁ~海外に来たよ。と改めて実感する味。
近くのホテルで仮眠という宿泊をして翌朝。
昨日と同じボート乗り場にいくと今日は、漁師さんの家族が見送りに来てくれてました。
日本の釣り人が珍しいのでしょうか?
それとも魚釣って来いよと無言のプレッシャーなのか?
頑張ります。
実釣2日目へ
のんびりとした南部の水郷地帯。
沢山の鳥達や水牛が応援してくれました。
本当に素晴らしい自然の中で釣りが出来た。
バズベイトを定置網ギリギリにキャストして並行に引いているとピックアップ直前に強烈なバイト‼️
目の前4mの水面爆発に慌てることなくロッドをたてる。
しかし、ジャイアントスネークヘッドの猛烈な引きに耐えるのに必死。杭に巻かれそうになるも何とか回避してpomさんの待つネットへ
無事にキャッチ。
念願のネイティブジャイアントスネークヘッド
こんなに興奮したのは久しぶりだ。
手が震えるので暫くボートに上げた魚を見つめていた。
ガイドのpomさんも操船してくれる漁師さんも一緒に喜んでくれた。
4kg程度の個体でしたが、10kgにもなる個体がタイには棲息しています。
程なくして旅の相棒@hondasyun さんもジャイアントスネークヘッドをキャッチ。ホッと一安心。
一発勝負の海外釣行で確実に目的の魚を釣り上げるには、最新の情報と信頼できる仲間の協力が不可欠です。
今回、タイメンバーの協力でなんとか目的の魚を釣り上げることができました。ありがとうございました。
本当に美しく力強いジャイアントスネークヘッド、是非タイへ行って挑戦して欲しいです。
次回、タイ王国の釣り堀編に続きます。
最後までご覧頂きありがとうございました。