どうも、怪魚ハンター山根ブラザーズの弟マサです。
今回紹介する魚は、「ヌマガレイ」です。
個人的に、2022年の冬の釣りを熱くしてくれたターゲットなのでご紹介させていただきたいです。
ヌマガレイ(Platichthys stellatus )とは
ヌマガレイは、日本海や太平洋側の北部に生息している魚で、淡水域でも生息できるカレイの一種です。日本の近海以外にもアラスカやカリフォルニア沿岸まで幅広く生息しています。
魚が詳しい人がみたら「あれ?これって本当にカレイ?カレイって右を向くじゃないの?左向きだからヒラメの仲間じゃない?」と思う方もいるかも知れませんが、ヌマガレイは正真正銘、カレイの仲間です。
その理由として、ヌマガレイは目の向きの奇形が多く、日本近海に生息しているヌマガレイは、すべてと言って良いほど左向きになっているのです。ちなみにアラスカやカリフォルニア海岸に生息しているヌマガレイは、30%〜50%が左目で右目のヌマガレイも生息しているみたいです。
ヌマガレイに逢いに行こう
そんな変わったヌマガレイを、日本でも狙って釣ることができます!
私も上記の情報を知って東北に行ってきました。
ヌマガレイのシーズンは1月から3月の寒い時期です。産卵を控えたヌマガレイは川に遡上し、ハゼなどを餌に荒食いします。
東北の河川であれば、どこにでも生息しています。稚魚のときは河川で生息している場合が多く、堰の縁とかにへばりついているみたいです。なので、編みとかを用意すればすぐに捕まえられるとか!?そういう話を聞きます。
(こんな小さな口でもしっかりとハゼを捕食するのがすごい!)
釣りをしたことがある人だとカレイを釣るとなると餌釣り、特にアオイソメや石ゴカイのようなミミズを使うイメージが多いと思いますが、ヌマガレイはルアーのほうが効率よく釣ることができます。
(このようなルアーを使って釣ります。)
ヌマガレイは底を這って泳いでいるため、ルアーを一旦底まで落としてゆっくり上下移動をしながら誘っていきます。
釣り場について1投目。
すぐに釣れました!
本当に左目です!しかも、カレイ独特のヌメリがなくて非常に持ちやすい。
そして何よりもこの模様がかわいいですね。
ヌマガレイの裏側までしっかりと黒い模様が入っているのがたまらないですね。
「釣り人あるある」ですが、1投目で釣れた場合その後苦戦するというのがお決まりのパターンなのですが・・・
ヌマガレイは違いました。
その後も連発しました。
結果友達と2人で30枚ほど釣ることができました!
東北の豊かな自然のおかげで、ここまで楽しい釣りができたことに感謝したいですね。
そして欲を言えば、右目のヌマガレイも釣ってみたいなと思いました。
まだ、時期的に間に合うと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください!