続・しげるの世界旅行釣行記Vol.3 怪魚最高峰ムベンガに挑んだら滅茶苦茶困難が待ち受けてた逸話・後編(コンゴ民主共和国)
その夜、風が強い事に気づき目が覚める。テントに叩き付ける風が耳障りで眠れない。ヤプはと言うと自分だけ蚊帳を持参し、その中で寝息を立てて眠っていて殺意しかない。しばらくすると風は止み、当たりは静かになったと思ったらゴーッゴーッと遠くからものすごく大きな突風がこちらに向かってくる気配を感じた。数秒後、吹っ飛ばされそうなくらいの突風がテントを叩き付けた。嫌な予感しかしないが睡魔に勝てず、僕はそこからウトウトしだし眠りについてしまった。